業界団体「人間は死なないように設計されています」
日本電気さく協議会の宮脇豊会長は「電気柵の電源装置に流れる電気は極めて安全です。人間は死なないように設計されています」と語る。今回は家庭用の電源が使われていた。漏電遮断器は取り付けられていなかったか、不具合があったか、いずれかの可能性があるとみられている。危険表示の看板は見当たらなかったという。
司会の加藤浩次「電気柵はちゃんと使っておれば安全だということですが」
ロバート・キャンベル(東京大教授)「私も子どものころ触ったことがありますが、とても痛いですよ。でも、今回、子どもが触って手を大やけどしています。その時点で安全ではなかった」
レポーターの阿部祐二「近隣の人に聞いてみますと、電気柵は日常生活の中にあり、危険という意識はなかったと思いますね」
加藤「とはいえ、だからこそしっかり原因を調べなければ」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト