司会の夏目三久が「世界中でヒット商品になっている自撮り棒の使用に制限する動きが広がっています」と伝える。人に頼まなくても自分でやや離れたアングルで撮影できる自撮り棒は便利で良いのだが、周囲の迷惑を顧みないマナー違反やルール違反が急増中というのだ。
札幌の円山動物園「動物にとって大きなストレスになります」
北海道札幌市内の円山動物園では、自撮り棒を長くのばして檻の中に入れ、動物を接近させて撮影する人が増加していることから、動物近づけての撮影を禁止にした。動物にとって大きなストレスになるという。
自撮り棒による大バカ撮影は海外でも増えていて、ニューヨークでは84メートルの橋の上で自撮り棒を使って撮影していた男性が逮捕された。ロシアでは今年に入り、危険な場所で自撮り棒を使って撮影し負傷した人が約100人、死者も数十人出ているという。
コメンテーターの野村修也(中央大法科大学院教授)「自撮り棒は場合によっては自己中心的な行動につながりやすく、いろんな危険を考えると、一定の規制はやむを得ない面があるかも知れません」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト