芥川賞作家「ピース又吉」真価問われる受賞2作目・・・すでに太宰治を超えた?

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   お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹の芥川賞受賞作「花火」は、売れないお笑い芸人と先輩芸人との交流を通じて才能とは何か、人生とは何かを、自らの体験をもとにリアルに描きだした作品だ。累計発行部数64万部のベストセラーになっている。

「これからも芸人100、それ以外の時間で執筆活動」

   東京・帝国ホテルの受賞会見に臨んだ又吉は後ろの金屏風が気になるのか、「似合ってますかね、金屏風。なかなかこんだけ緊張したことはないですね」と落ち着かない様子だった。

「僕が小説を読み始めたのは芥川(龍之介)と太宰(治)からなんです。太宰が芥川賞を取れなくて川端康成に手紙を書いたと聞いています」

   敬愛する太宰を1発で超えたと言いたかったのかどうか・・・。今後の活動については、「芸人100でやってきて、それ以外の時間に書く姿勢でやってきたんで、その姿勢を崩さんようにしようと思ってます」という。

   司会の夏目三久「素晴らしいですね。2冊目も必ず書くとおっしゃったそうですよ」

   受賞後の2冊目の作品を書くのは難しいという。さてどんなテーマの作品にお目にかかれるか楽しみだ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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