車の運転席がめちゃめちゃになっている写真が紹介された。フロントグラスに大穴があき、天井の内張りがズタズタ、ダッシュボードも焦げている。天井からバックミラーがぶら下がっていた。
「爆発したのはこれでした」と司会の小倉智昭が出したのは携帯電話だった。
高温車内でバッテリー膨張
起ったのは台湾だった。6日(2015年7月)正午ごろ、路上駐車の車から煙が出ているのを見た通行人が消防に通報した。火は消し止められ、放火が疑われたが、ダッシュボードから黒こげになった携帯電話がみつかった。折りたたみ式のようで、持ち主はこれをダッシュボードの上に置き忘れて車を離れていた。
その日は気温29度。激しく照りつける陽射しで車内は60度以上あったと見られる。携帯電話のバッテリーが膨張して爆発したと推定された。
小倉「携帯をダッシュボードに置きますか」
梅津弥英子キャスター「ついつい置いちゃうことありますね」
使っているうちに熱くなったら危ない!
山中章子アナが「これは台湾の話ですが、日本のケータイでも起る可能性があります」と、携帯電話会社の話を伝えた。NTTドコモのホームページには、高温下で長時間放置すると電池パックの液漏れ、発熱、破裂、発火が起る可能性があるとある。アップルでは「高温注意」という表示に、「温度が下がるまでお待ちください」と出る。
小倉「(使っていても)かなり熱くなることあるよね」
山中「置き忘れをしないように」
小倉「携帯を使ったカーナビがありますよね。セットする器具まであるんだから気をつけないといけない」
日本列島はこのところ軒並み35度超だからね。気をつけましょう。