「異色の経歴」東工大からゲームソフト会社入社
木下康太郎アナは「ゲーマーの心をもったカリスマ社長だった」と、欧米のメディア、ユーザーから惜しむ声があがっていると伝えた。経歴を見ると、82年に東京工業大学を出てゲームソフト開発会社に入社したとある。この時代に東工大出がゲームへというのがどれだけ異色だったか。まだゲームセンターの時代で、おもちゃみたいなものだった。
木下は「任天堂が岩田さんの作り出したものを継承して、さらにいいものを作り出してほしい」とあまり関心なさそうに言う。
小倉「任天堂は同族企業だったのを岩田さんが変えた。岩田さんを失って今後どうなるか。見守って行きたいと思います」
経営者が開発者であり、作った製品で遊ぶ人間であることが、どれほど貴重な資質か。そうそう見つかるものではない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト