タレントの田代まさし（58）がまた女性の盗撮を摘発された。6日（2015年7月）夕方、東急・二子玉川駅のホームで女性のスカートの中を盗撮している男がいると通報があり、警察官が駆けつけてみると田代だった。被害女性がそのまま立ち去って、被害届が出ていないので逮捕はされなかったが、本人はケータイで盗撮していたことを認めている。警視庁は都迷惑防止条例違反で書類送検する。
昨年7月に出所「過去は変えられないけど、生き方は変えられる」
田代は01年から薬物関連などで3度の有罪判決を受け、2回合計7年服役して、昨年7月に出所した。薬物依存者の社会復帰を支援する「日本ダルク」で働いていて、今月1日には法務省主催の「立ち直りフォーラム」で講演していた。翌日ツイッターには「こんな僕でもお役にたてること光栄に思います。生き方は変えられるということです」と書き込んでいたのだから呆れる。
15年前、転落のきっかけとなったのも盗撮だった。その時は「ギャグの写真を撮ってる」「ダジャレを映像にしようとして誤解された」と弁解した。芸能活動休止していた翌01年12月、風呂ののぞきで逮捕され、自宅から覚せい剤が発見された。02年2月、執行猶予つきの判決で芸能活動も再開したが、04年9月に銃刀法違反と覚せい剤取締法違反で逮捕され、3年6か月服役した。
08年に出所したとき、「2度と薬物には手を出さない」と話したのだが、10年9月にコカインと覚せい剤所持で逮捕。さらに3年6か月服役した。出所後に出した著書には「いまも薬物依存症と戦っている。この病気は完治しない。ずっと薬の誘惑に耐え続けるだけ」と書いていた。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト