世界7不思議のひとつ、南米ペルーのナスカ地上絵に新たに24点が見つかった。普通では見えないのだが、現地にナスカ研究所を持つ山形大学の調査チームが衛星画像などで見つけた。
古代から家畜としておなじみのラクダ科の「リャマ」とみられる絵がいくつも散在していた。見つかった場所はほとんど市街地に隣接する山あいだった。デザインとしては、有名な「ハチドリ」などと比べると素朴で、制作年代も古く、紀元前400~200年という。
衛星画像や3Dスキャン駆使「やっと見つけた!」
司会の小倉智昭「なんでいままで見つからなかったんだろう」
木下康太郎リポーター「非常に見つかりにくいもので、衛星画像や3Dスキャンなど最新技術を使って確認したというんです」
たしかに、一面の岩の大地にわずかの凹凸があるのだが、地上からでは判別がむずかしく、上空からでもそれとわかっていないとただの岩山にしか見えない。市街地からも近いため、地上絵と認識されず破壊されてしまう可能性があったという。発見された絵の一部には道路らしいものがつくられている。
小倉「山形大学ってたいしたもんですね。この前も見つけたじゃないですか?」
笠井信輔ニュースデスク「そうなんですよ。おととし(2013年)にも17点発見していて、今年24点。ペルーの文化省と特別協定を結んで研究所を拠点に活動しているんです」
小倉「見てみたいですね」
紹介されたのは写真だけで、大きさとか造り方とかの情報がない。もっと生の映像やCGを駆使して、ああだこうだと想像力をかきたてることこそテレビの仕事だと思うんだが。