寺や墓地からも金属類が盗まれる事件が増えているが、埼玉県秩父市の秩父市聖地公園で今月(2015年7月)4日から5日にかけて、墓石などに花を供えるためのステンレス製の花立てが170個なくなっているのが確認された。被害総額は85万円になる。
聖地公園は広大な敷地に14430基の墓があるが、人目に付きにくい場所の花立てが集中して持ち去られているよいう。花立てにはネジ式と落とし込み式があり、盗まれたのはすっぽりと抜ける落とし込み式のものがほとんどだ。
ガードレール・パイプ、消火ホース・ノズル、防災センター避雷針なども泥棒
公園管理事務所の関根建夫所長は「何回か下見をしたようですね。墓参りに来て、お花を生けるものがないというのは本当に悔しい思いをされると思いますので、犯人の方にはすぐに返してほしいと強く思います」と話すが、イタズラで持去ったわけではないだろうから、戻ってくることはまずないだろう。
小松靖アナ「人目につかなくたって、仏様には見えてますよ。ホントにタワケ者と思いますけどね」
このほか、これまでに「モーニングバード!」が伝えてきた金属窃盗には、ガードレールのパイプ(鉄)、消火ホースのノズル(真鍮・アルミ)、防災センターの避雷針(銅)などがある。