元少年Aでビートたけし呆れた「注目浴びようとしてるだけ。出版社も下品極まりない」
酒鬼薔薇聖斗事件の元少年Aが手記「絶歌」(太田出版)を発表して以来、大きな波紋を広げて今も収まらない。『週刊ポスト』でもビートたけしがこういっている。
<「結局この『元少年A』ってのは、『酒鬼薔薇聖斗』と名乗って犯行声明をマスコミに送った頃から、一貫して『目立ちゃ何をやってもいい』って根性のままなんだよ。世の中が自分のことを忘れかけてきたから、もう一度社会の注目を浴びようとしているだけなんでさ。
本当に『更生した』というのなら、『一生かけてでも遺族にどう詫びを入れるか』って考えになるはずだろ。自分の人生とかやりたいことなんて二の次で、どうやって償っていくのかって発想にならなきゃウソなのに、コイツの場合は、遺族を傷つけたっていいから『自己表現』をやりたいってことなんだからほとほと呆れるんでさ。(中略)
やっぱり出版社やマスコミは、そんなヤツに簡単に手を貸しちゃダメだよ。もちろん『表現の自由』とか『出版の自由』があって、犯罪者の告白を本にすること自体が法的には問題なかったとしても、それが『下品極まりないこと』っていう当たり前の感覚がなけりゃさ>
下品極まりないことが政界でもメディアでも起きている。何となく嫌な暗い時代じゃありませんか。