きょう3日(2015年7月)から成田空港に妙な注意書きが張り出された。英語と中国語で書かれているため、日本人向けのものではないらしい。中国人観光客の免税店での爆買いで荷物積込みに時間がかかり、離陸が送れるケースが相次いでいるため、爆買いに注意を呼びかけるものだ。
こんなものも売ってるの!?空気清浄器、炊飯ジャー、便座・・・
松下浩二ディレクターが出かけてみると、男性は空気清浄機を3台も購入し、女性は炊飯ジャーを3つ、温水シャワー付き便座を持った男性、子どもたちまで段ボール詰めのお菓子を抱えている。
注意書きにはこうある。「機内に持ち込める基準を超えるケースがあります。早めに航空会社にご確認ください」
小松靖アナによると、「(チェックインカウンターでスーツケースなどを預けた後)機内に持ち込める手荷物はタテ・ヨコ・高さ3辺の合計が115センチ以下、重さ10キロ以下と決まっています。ところが、免税店でこれを超える買い物をしてしまうため、搭乗口からもう1回航空会社のカウンターまで戻らなければなくなってしまうんです。これに時間がかかってしまうんです」
出発が遅れる航空会社からは「なんとかしてくれ!」という声が上がっている。
飛行機遅らせても平っちゃら
吉永みちこ(作家)「(本来の)機内預け入れの積み込み作業にも相当時間がかかるらしいんですよ。そこで追加が来るとなると、定時運行なんて難しくなっちゃいますよね」
小松アナ「なぜわざわざ空港の免税店で買うかというと、『空港で買えば、運んでくる荷物が少なくて済むでしょ』というんです。合理的ではあるんです」
司会の羽鳥慎一「このタイミングでなぜ買うのかなっていうのは確かに思うんですけど、なんで買うかっていうと、(チェックインカウンターの先で)売ってるからですよ、やっぱり」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「買ってもらえるのはいいけれど、遅らせちゃダメ」
吉永「こんなに買ったら機内持ち込みはできないということを知らないとしたら、(注意書きで)減るんでしょうけど、そうじゃないよね、きっと。時間通りに運航するのが重要という気持ちがないわけだから」
ビレッジマン