西之島「接近映像」絶え間なく噴石と火花!海岸に新たな砂浜?

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   噴火が続く小笠原・西之島に海上保安庁の無人調査艇が200メートルまで接近して撮影に成功した。直径2キロ、東京ドーム58個分に広がった西之島では噴石と火花が上がり、波打ち際は海水と接触した溶岩によって水蒸気が立ち上っていた。

   黒い溶岩の島のところどころ灰色の個所があり、砂浜が作られつつあるようにも見える。島は今も南と東側に拡大しつづけていることもわかった。

排他的経済水域も拡大中?

   東工大の野上建治教授は「西之島は今も活発な火山活動を24時間続け、山頂は2、3秒に1回噴火しています」という。流れ下った溶岩が海で冷えて固まり、これが繰り返されることで陸地が形成される。

   西之島にはオオアジサシやオオツラカツオドリなど貴重な鳥も生息しており、その活動範囲が狭まるかもしれない。

   領海が広がる期待もある。菅官房長官はきのう2日(2015年7月)、「排他的経済水域が拡大することは喜ばしい」と述べた。海上保安庁は「島の形を海図に記載して初めて排他的経済水域が決まり、領海が広がる。調査は一つのプロセス」と説明する。

   司会の加藤浩次「2年であれだけ山や地形ができているんですね。島はどこまで大きくなるのでしょうか」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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