「高知東生さん、『50歳の決断』ということですね」と司会の羽鳥慎一が取り上げた。俳優の高島礼子の夫の高知東生が、高島の父の介護に専念するため芸能界を引退すると表明した。義父はパーキンソン病だという。
総務省調査では、働きながら介護をする人は290万人にのぼり、毎年10万人の介護離職者(退職、転職)が出ているという。
毎年10万人の介護退職・転職の切迫事情
コメンテーターの高木美保「仕事より家族が第一って、公の場で芸能人の男性がおっしゃって、介護離職をされることはすごく新鮮ですね。私もなにかあったら仕事より家族が大事と思ってるほうなので、すごく共感できましたね」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「高知さんの話はみんなウツクしい話と言いますが、もしかしたら、これは経済的に恵まれた話なのかもしれないんですよ。介護保険制度は、家族が介護をすることでいろんな問題が起きて、社会全体でわかちあおうということできたわけです。本当はその方に向かっていかなければいけない。(10万人の)介護離職は(家族に対する)愛情でという人もあるかもしれないが、この背後にはいろいろな不幸があるのではないでしょうか」