安倍首相には耳の痛い田中角栄語録「自分がすべて正しいとする考え方は通用しない」
週刊ポストは安倍首相批判のつもりなのだろう、田中角栄元首相の「金言集」をカラーで16ページもやってきた。角栄元総理は人気も実行力もあったが、政治家としての評価はまた別のところにあると私は思うが、言葉だけを抜き出してみると「いいこと言っとるやん」というものがある。いくつか紹介してみよう。
「いい政治というのは国民生活の片隅にあるものだ。目立たずつつましく国民の後ろに控えている。吹きすぎて行く風――政治はそれでいい」
「人の悪口を言ったり、自分が過去に犯した過ちを反省せず自分がすべて正しいとする考え方は国の中でも外でも通用しない」(これなんか見事な安倍批判だ)
「優れた指導者は人間を好き嫌いしない。能力を見分けて適材適所に配置する。肝心なのは大事を任せられる人を見つけることだ」(お友達ばかりを重用している安倍首相には耳の痛い言葉だろう)