国会大幅延長でも「安保法制」間に合わない!総裁選に安倍対抗馬、国連総会・・・
党内はガタガタ、支持率は急降下する安倍首相だが、会期を大幅に延長して「戦争法案」を強行採決する腹を固めた。衆議院で強行採決して参議院に送れば60日ルール」がある。参議院で60日以内に採決されなくても、衆議院で3分の2の賛成があれば法案は成立するというものである。
だが、週刊新潮によれば、この間に総裁選があり<「仮に(支持率が=筆者注)30%を切るような事態になれば、対抗馬が出る可能性もある」(全国紙政治部デスク)>から、総裁選の期間中は、これまでの慣例からいけば国会はストップする。さらに9月28日からの国連総会に出席するために、安倍首相は25日には日本を出発しなければならない。大幅延長しても、何か想定外のことが起きれば、強行採決、60日ルールを使ってもギリギリ間に合わない事態もありうるのだ。