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国会大幅延長でも「安保法制」間に合わない!総裁選に安倍対抗馬、国連総会・・・

   党内はガタガタ、支持率は急降下する安倍首相だが、会期を大幅に延長して「戦争法案」を強行採決する腹を固めた。衆議院で強行採決して参議院に送れば60日ルール」がある。参議院で60日以内に採決されなくても、衆議院で3分の2の賛成があれば法案は成立するというものである。

   だが、週刊新潮によれば、この間に総裁選があり<「仮に(支持率が=筆者注)30%を切るような事態になれば、対抗馬が出る可能性もある」(全国紙政治部デスク)>から、総裁選の期間中は、これまでの慣例からいけば国会はストップする。さらに9月28日からの国連総会に出席するために、安倍首相は25日には日本を出発しなければならない。大幅延長しても、何か想定外のことが起きれば、強行採決、60日ルールを使ってもギリギリ間に合わない事態もありうるのだ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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