「マスコミつぶせ」の大西英男議員カエルの面になんとか「個人的には間違ってない」

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   またまた問題発言である。先週の自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で「マスコミを懲らしめるには広告収入がなくなるのが一番」などと発言して、党執行部から厳重注意処分を受けた大西英男衆院議員(東京16区)がきのう6月30日(2015年)、改めて「マスコミを懲らしめようという気がある」と語り、再び厳重注意された。

自民党・二階総務会長「言いたい放題を言っていいというものじゃない」

   きのうの衆院本会議後、記者団の取材に応じこうしゃべった。「日本の国を過(あやま)てるような、そういう誤った報道をするようなマスコミに対して、私は広告は自粛すべきじゃないかと個人的には思いますよ。だけど、政治家として政治権力を使うとか、政党の力でそういうことをやるというのは、民主主義の根底をゆるがすことですよ。こらしめようという気はあるんですよ。一部のマスコミですよ。だって社会的制裁をうけていない。これは何らかの国民的な方法を考えていかなきゃいけないな。それについて百田尚樹先生(作家)にご意見を伺ったということです」

   自らの勉強会での発言については、「問題があったとは思わない」としつつも、「今後は誤解を受けないように発言を慎んでいきたい」と話した。

   自民党の二階俊博総務会長は「言いたい放題を言っていいというものじゃない」と批判し、民主党の枝野幸男幹事長は「繰り返し『言論の自由を侵害するつもりはない』と言いながら、結果的に与党の議員がこうしたことをおっしゃれば、どういう影響があるのかまったく理解されていない」と切り捨てた。

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