ニセ目医者のタクシー運転手2000万円荒稼ぎ!患者の質問に逆切れ

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   医師になりすまして診察を行ったとして、タクシー運転手が医師法違反で逮捕された。直接の逮捕容疑は今年(2015年)1月に茨城県ひたちなか市の診療所で5人に医療行為をした疑いだが、2年半の間に全国的に展開するコンタクトレンズ販売店併設の眼科診療所をわたり歩き、23府県で1万人以上を診察していた。

医師免許証のコピーで全国わたり歩き

   逮捕された大賀達夫容疑者(51)はかつてメガネメーカーに勤務し、医師紹介会社を経営した経験もあるなど、眼科の知識があったという。その縁からか、他人の医師免許証のコピーを入手し、医師になりすまして医師紹介会社に登録してアルバイト医師として働いていた。

   コンタクト健診は1泊2日で10万円単位の高収入の仕事で、大賀はこれまで2000万円を稼いだという。患者が細かな質問をすると、「答えられない」「ほかの病院に行け」などと逆ギレすることもあったという。なりすました医師本人のところに税金の督促が来てバレた。

病院も医師登録会社も杜撰なチェック

   病院や医師登録会社での身元確認は、医師免許証のコピーだけで行われることが一般的で、これまでもコピーの悪用や偽造によるニセ医者事件がたびたび発生している。

   司会の羽鳥慎一「(この事件は)医師免許証のカタチとか仕様、更新の必要性に行き着くんじゃないですか」「(自動車)免許みたいに顔写真入りの携帯できるのに改正したほうがいいですよ」

   赤江珠緒キャスター「患者のほうは毎月、保険証を確認されますよ」

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