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「柴門ふみ・弘兼憲史」おしどり夫婦に危機!度重なる女性問題、介護放棄、家にも帰ってこない...

   小さな話題を紹介しよう。今週も週刊新潮がトレーニングジム「ライザップ」に高いカネを払って通っていた人たちの「被害」をレポートしているが、6月16日のasahi.comが「ライザップ」が<広告でうたっている「30日間全額返金保証」について、「会社が承認した場合」との返金条件を撤廃すると発表した>と報じている。

   週刊新潮が指摘しているトレーナーの訓練不足や長時間労働など、まだ「ライザップ」には答えるべき問題点が多くある。こうしたことは事件化しなければ新聞はやらないから、週刊誌の独壇場である。

   その週刊新潮が維新の党の代表・松野頼久氏が12億円の借金まみれだと報じてい0る。渋谷区松濤にある豪邸のローンや母親の建てた貸しビルなどが自転車操業状態で、金繰りが大変のようだが、ご本人は毎月の返済額は8000万円ぐらいにはなるが債務超過ではないと話している。

   松野氏の父親・頼三氏には何度か会ったことがある。貫禄のある政界の寝業師だったが、息子はどうも線が細いのが気になる。

   柴門ふみと弘兼憲史といえば漫画界きってのおしどり夫婦だと思われていたが、『婦人公論』で柴門さんが夫の「家庭での不在、たび重なる女性関係の発覚。同居していた弘兼氏両親の介護への無関心」を語って話題だと『週刊文春』が書いている。結婚35年で、柴門さんも離婚は考えていないようだが、現在は半別居状態だという。

   同じ週刊文春が、長生きしたかったら肉を食べようと特集している。1日80グラムの肉を食べていると総死亡リスクが43%も減るのだそうだ。それに糖尿病やうつ病予防にいいというのである。肉や炒め物、揚げ物などが減ると、老化の指標になる血清アルブミン値が下がるため、低栄養状態になってしまうというのだ。

<「血清アルブミンとは血液に含まれるタンパク質です。体の組織の再生や修復に不可欠で,生命の維持に直結している成分ですが、加齢とともに量が減ってしまいます」(東京医科歯科大学藤田紘一郎名誉教授)>

   ある値を下回ると1年後には約半数の人が亡くなるというから、肉を食べたほうがいいらしい。毎日食べなくても週に2日、ドーンと肉を食べる日をつくればいいそうだが、サイフがそれを許してくれない。居酒屋が大好きなものだから肉とはとんと縁がない。どうしようか?

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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