ラッコも水族館からいなくなる!?いまや全国で15頭...輸入できず繁殖難しい

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異性の好みうるさく、なかなか合わない相性

   こうしたなかで、日本の水族館は貸し借りで協力しあい、相性のよいカップル作りを進めている。ただ、繁殖に成功したのは12年に福岡マリンワールドで誕生したメスの1頭だけだ。須磨海浜水族館の井上聖那さんは「かなり哀しいですね。でも、まだまだ期待しています」と話す。ラッコはデリケートで、移動中にストレスから死ぬリスクもあるという。

   司会の加藤浩次「自然ですから繁殖はむずかしく、個体数が減っているんですね。ただ、すべてが人間の論理で話している感じがあります。動物園を否定するわけではないが、無理する必要はない気が僕はします」

   湯山玲子(日大講師・著述業)「減ったからといって、外から持ってくるのもどうかと私は思います」

   菊地幸夫(弁護士)「種の保存も動物園の仕事ですから、この点はもっと議論を深めたいですね」

   ほかにも、ホッキョクグマ、ゾウ、ゴリラ、サイが減少の危機にあるという。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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