6種類以上の薬飲むと有害作用
前田浩智・毎日新聞編集編成局次長によると、「65歳以上の高齢者で10種類以上の薬をもらっている多剤服用の人が1割もいます。6種類以上の薬を飲むと有害作用を起こす危険性が高くなるという研究結果があるんですがねえ」と話す。牧嶋弘子・TBS解説委員は「75歳以上の高齢者は1割負担で安いと思うかもしれませんが、残り9割は税金と保険料で賄っているんです。この問題は大きいですよ」と多剤服用の現状に疑問を呈した。
6月末までに実施計画を閣議決定したあと、各省庁で改革の具体化について検討に入り、必要に応じて改革案を国会に提出するという。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト