小松靖アナ「あの京都大学が実験で証明しました」
犬は3日飼えば恩を忘れないと言われるが、京都大学が行った実験で「大好きな飼い主さんに意地悪をする人間をワンちゃんは嫌う」(藤田和生・京都大学大学院教授)ことがわかったそうだ。
嫌いな人からのエサ食べない
実験では箱のフタが開かずに困った飼い主が、左右の人にフタを開けてくれるよう頼む。一人は顔を背けるなどして協力せず、もう一人はフタを開けてあげる。この一連の様子を犬に見せたあと、2人が同時にエサを差し出しどちらのエサを食べるかを調べた。18匹の犬で各4回実験したところ、2匹が4回とも、9匹は3回、意地悪をした人のエサを食べなかった。
藤田教授「自分の利益に全然関係ないところで感情的な応答をするんです。(霊長類以外で)そういう動物が見つかったのは犬がはじめて」
「モーニングバード!」でも似たような実験を行ったところ、意地悪した人のエサを食べた犬は12匹中7匹に上ったという。これは実験失敗なのか。
藤田教授「飼い主さんと親しげに話をしてる人が演技をするとか、細かなところで重要なポイントがあったのかもしれないですね」