浅間山は噴火警戒レベルが1から2に引き上げられ、きのう14日(2015年6月)は小諸市の登山口に警戒の職員が立ち、注意を呼びかける看板も設置されるなど緊張感が高まっている。
これまで火口から半径500メートル以内だった立入禁止区域が2キロ以内に拡大された。火口から3キロ付近にいた埼玉県の登山者の男性は「ダメならさっさと引き返す。登山者は少ないですね」。ヘルメット持参の登山者もいた。仙台から来た18人グループは「ちょっと不安だけど行きたい」「初めて来ました。上はよかった」と話す。今はツツジやシャクナゲの時季だが、鑑賞の人出は少ない。
小諸市はヘルメット無料貸し出し
火口から2・3キロにある火山館には120人収容のシェルターがあり、万が一の時に備えている。御嶽山の噴火を教訓に、小諸市はヘルメットを無料で貸し出し、防災無線で注意喚起のアナウンスをつづけている。
山岳ガイドの近藤明さんは「休む時間を短めにして、危険地帯をすっと抜けるようにしています。何かあったらザックを頭にと話しています。登山者は2週間前の10分の1ぐらいかな」
火口から4キロにある浅間火山博物館は「林間学校など小中学校の団体さんがキャンセルしています」と話している。火口から10キロの軽井沢町の店員は「きょう(14日)は午後から人が出ている」という。観光客の女性は「2キロ以上離れているので、別に・・・」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト