神奈川県平塚市でおととい13日(2015年6月)、発情期のイグアナが脱走した。発見され捕獲されたが、一時は周辺の住宅街は大騒ぎになった。フリーンイグアナと呼ばれ体長1メートルのオスで、草食性だが人にかみつく可能性もあった。
アパートの1室で複数の爬虫類飼育
飼われていたのはアパートの部屋だった。住人の女性が複数の爬虫類を飼っていて、目を離したすきに爪で網戸を開けて逃げ出したという。「発情期で凶暴だって。怖いですね。小さな子がいるので」と若い母親は話していた。近くの木の枝にとまっているのを双眼鏡を眺めていた少女が見つけ捕獲された。けが人は出なかった。
飼い主は「イグアナは1度見た景色を忘れないんです。ちょっと歩いたら見たことのない景色に遭遇して怖くなって木の上ったのでは」と話している。
コメンテーターの長沼毅(生物学者)「発情期はいろいろあって落ち着かないんです。寄っていくと人にかみつくとか、体当たりするとかあるから気をつけないと」
飼い主の女性の自分勝手「生きていてよかった」
司会の加藤浩次「飼っている人がしっかり管理してくれないと困りますよね」
飼い主は「生きていてよかった。人と出合わなくてホッとしている」と言ったそうだが、「目を離したすきに」は言い訳にならない。アパートの一室をイグアナなどがうろつくなんて、普通の人は想像もできない。なんでも飼えばいいってものではないだろう。勝手なかわいがり方で周りに迷惑をかけることを考えないのだろうか。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト