「ゴリラ女子」が急増中なのだという。女子たちが胸を熱くする「イケメン・ゴリラ」いると「ニュースアップ!」で取り上げた。大山卓也ディレクターが東京・上野動物園のゴリラ厩舎に向かうと、60代の女性がいた。「年間180日は動物園に通う」という。「インターンネットで知った」という20代の女性もいた。彼女たちのお目当てはハオコ(21)というニシローランドゴリラだ。
オリの前で4時間・・・アイドルタレント並みの「出待ち」
この日、ハオコは開園から数時間経っても姿を見せなかったが、ファンたちはカメラを構えてずっと待ち続けている。まるでアイドルタレントの出待ちそのもの。
その間にハオコの魅力を尋ねると、「大きくて動きが俊敏なところ。顔も素敵です」「かっこいいところ。男らしい」「独り身なので、家族を投影している」「抱きしめられたい」などの答えが返ってきた。
待つこと4時間、ようやくハオコが出てくると「メッチャ、カッコいい」「ヤバい」など大歓声があがる。動物園によると、ハオコが現れやすいのは1日2回、エサがまかれる時間とか。
普通のゴリラとどこが違うのか
それにしても、なんでイケメンゴリラなのか。きっかけは東山動物園(名古屋市)のニシリーランドゴリラ・シャバーニ(18)だった。「イケメンすぎる」とネットで話題になったが、実は上野のハオコはその兄なのだ。
ここで取材班がちょっと意地悪。ハオコの別角度の写真を取り出し、ゴリラ女子の一人に「どちらがハオコでしょう」とやってみた。すると答えは「どっちも」
見事正解だった。
司会の羽鳥真一「タマちゃん、いま分かった?」
キャスターの赤江珠緒「分かりましたよ」
コメンテーターの吉永みちこ(作家)「イケメンと普通のゴリラとどこが違うの?」
小松靖アナ「いい質問です」とシャバーニと上野動物園のムサシの写真を取り出し、「ムサシノの方がチンパン君に似ています。シャバーニは厳しさの中に優しさをたたえているんです」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「草食系が増えて強い男がいなくなっちゃったので、みんなゴリラに行っちゃったんだね。男性としてはこれからはゴリラがライバルってこと?」
小松アナ「ニシローランドゴリラは日本に25頭もいます。絶滅危惧種なので、繁殖の意味合いもあっていろんな動物園で飼っているんです。いろんなところで見られるそうです」
ビレッジマン