きのう11日(2015年6月)に行われたサッカー日本代表とイラク代表の「キリンチャレンジカップ2015」では日本の若い力が活躍した。ハリルホジッチ監督はこれをワールドカップ最終予選につなげていく考えだ。
ハリルジャパンで初先発となった23歳の柴崎岳は前半5分、ロングパスから本田圭佑のシュートを導き出した。本田の動きをしっかりとつかんでいた観察力がモノを言った。
23歳の宇佐美貴史は前半32分、得意のドリブルで3人を引きつけてスペースをつくり、フリーになっていた岡崎慎司のシュートにつないだ。見事なお膳立てだった。
24歳の原口元気は後半39分、ロングパスからのこぼれ球に素早く反応し、ドリブルで突破してディフェンダーをかわし、ゴール左すみにシュートを決めた。
ワールド杯アジア2次予選「16日にシンガポール戦」
槙野智章のゴールもふくめて日本は4-0で圧勝した。本田は「若い選手がどんどん出てきて戦力が高まっている証拠です。僕自身も自分のポジションで結果を出して、いい競争をしたい」と語った。
司会の加藤浩次「ベテランとの融合がすごい。縦につないでゴールに一番近いところへ行くハリルホジッチ監督のサッカーを、このぐらいの選手だと短期間の練習でできるのですね」
ハリルホジッチ監督は「もっとできる」と、さらに猛練習を課す方針だという。ワールド杯のアジア2次予選は16日、埼玉スタジアムのシンガポール戦で始まる。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト