東京・中央区の高層マンションの上階からペットボトルを投げ落としたとして、このマンションに住む16歳の男子高校生が傷害容疑で逮捕された。ペットボトル(2リットル入り)は7日(2015年6月)に4本、8日に2本が投げ落とされ、33歳の女性の肩にあたってケガをさせた。被害女性は子どもを乗せたベビーカーを押していたときで、子どもに当たってでもいたら大変だった。
それ以前にも妙なものが落ちているのが見つかっていた。昨年12月には陶器、2月にはボールペン、4月初めには電卓、瀬戸物の茶碗、4月中旬には小型の引き出しがあった。
住民がペットボトルを持った男の姿を目撃していて、警視庁が捜査を始めたところ、少年の母親から「うちの子かもしれない」と通報があった。少年は「下を見ずにペットボトルを投げた。人にケガをさせる可能性があることはわかっていた」と話している。
「人が死んでもいいと思った」殺人未遂容疑
少年はどのくらいの罪に問われるのか。安冨潔弁護士によると、一般的に被害がないと罪に問うのは難しいが、「人が死んでもいい」と思って2リットルのペットボトルを投げれば、被害の有無にかかわらず、殺人未遂となる可能性もあるという。
山崎秀鴎(書家)「陶器とか引き出しがなくなってれば親はわかるでしょうね」
司会の小倉智昭「わかっていて注意した可能性もありますね。それでも止めなかったので、ということもあるかも。ただ、子どもは思いもよらないことを考え出すので、狙っていることだってありうる」
子どもっていったって、16歳の高校生だぞ。思いもよらないことをするなんていう年ではないだろう。
山崎「想像力がない。人に当たったらどうなるか、捕まったらどうなるか、家族がどうなるかを考えていない。モラルがないのも当然ですよ」
小倉「わかんない。この16歳が考えることは」