韓国からの帰国者、入国者から聞き取り検査
日本では羽田空港の国際線検疫所がきのう4日から、韓国からの帰国者、入国者から聞きとりを始めた。サーモグラフィによる体温検査も実施している。
MERSは致死率が37%(WHO調べ)と高い。ただ、感染力はインフルエンザやカゼより弱い。感染源の一つと考えられるラクダ以外には、患者家族との接触や病院内での感染がほとんどだ。東京滋恵会医科大学の浦島充佳教授はこう説明する。「学校内や職場から広がったことはこれまでにありません。飛行機内で潜伏期間中の人から感染する危険はないに等しい」
浦島教授は日本で感染者が出る可能性は否定しないが、「広がる可能性は低い」と見る。
司会の加藤浩次「怖がる必要はないと考えていいですか」
浦島教授「はい、そうです。うがいをよくして、石鹸で手洗いなど普通の注意をしていれば大丈夫です」
湯山玲子(日大非常勤講師・著述業)「パニックを防ぐ心構えが必要ですね」
韓国や中東から帰国して感染を疑ったなら、病院より「まず保健所へ連絡を。半日で診断できます」(浦島教授)
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト