「FIFA副会長」露骨すぎるワイロ要求!提示額多い方のW杯開催支持

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   FIFA(国際サッカー連盟)の副会長らを収賄容疑などで起訴したアメリカのリンチ司法長官は、「歴史的なイベントでも、FIFA幹部は開催国の決定にワイロを利用した」と厳しく批判した。

   起訴状によると、ワイロの舞台になったのは2010年開催の南アフリカW杯だった。元副会長のジャック・ワーナー(北中米カリブ海サッカー連盟元会長)が、開催国候補のモロッコと南アにワイロを求め、モロッコが1億2000万円を提示したのに対し、南アは12億円を提示して南アに決まった疑いがもたれている。南ア政府は疑惑を否定し、ワーナーも無罪を主張しているという。

ブラッター会長は5期目選出で続投

   W杯開催地を巡る疑惑は以前から噂されていた。不正の温床と見られていたのがわずか25人で構成する理事会だ。開催国の決定など重要事項はここで決められており、味方をつければ有利に運べる。

   UEFA(欧州サッカー連盟)のプラティニ会長は28日(2015年5月)、「イメージが悪く、このままでは続けられない」とブラッター会長の辞任を要求したが、会長は拒否しており、29日から始まる会長選挙で5期目の再選は確実と見られている。

   今回の摘発でサッカー界の不正を糺すことができるか。サッカーに熱い司会の加藤浩次は「決定する人間が25人では少なすぎますよ。現会長を代えるべきだと思うし、いったんクリアにしないと子どもたちにも悪い」

   日本サッカー協会はAFC(アジアサッカー連盟)のブラッター支持に従う方針だ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト