飼っているトイプードルを足でけったり踏みつけたりしていた会社員(21)が動物愛護法違反の疑いで書類送検された。LINEで知り合った女から「犬の虐待動画が見たい」と求められ、「嫌われたくないから」と飼い犬をいじめて撮影し、You Tubeに投稿されるとは知らずにLINEで送信した。
ところが、女はなりすましていた少年(16)で、虐待映像を転送された仲間の少年(17)が投稿していた。この少年2人も動物愛護法違反の疑いで書類送検されたが、少年らにはさらにもう一つ目的があった。
自分が飼ってるトイプードル蹴ったり踏みつけたり
少年らは別の少年2人と共謀し、動物愛護団体職員を装って「虐待動画を見た。犬を保護されたくなかったら4万円支払え」と会社員から金を騙し取ろうとしていた。少年らは詐欺未遂の疑いでも書類送検されている。
コメンテーターの宇野常寛(評論家)「4人の少年たちにきついお灸をすえるのは当然としても、21歳の男はヤバイですよ。『犬の虐待動画が見たい』っていうメールを信じるかなという話ですよ。インタ-ネットは便利ですけど、バカな奴が使うとこうなっちゃう。小学生低学年から個人が責任もって情報発信するとか、何か徹底して教える時期に来ていると思います」
文
モンブラン