保護観察少年の再犯増加!LINE・SNS広がり保護司も見えない「どこで何してるのか・・・」

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北九州市は児童相談所、教育委員会、警察が情報共有

   行政が積極的に関わっているのが福岡県北九州市だ。5年前から児童相談所、教育委員会、少年サボートセンター(警察)が市民会館の同じフロアに入り、少年についての情報を共有している。その結果、少年犯罪の発生率が5%減った。

   保護観察官の青木美香さんが言う。「監察官とか保護司だけだと限界もあるので、連携していくと支援する人も増えます。本人たちからも『信用しても大丈夫だな』という人がたくさんいることで効果があると思います」

   国谷キャスター「行政が関わるのは有効な方法だと思いますが、なぜ広がる広がらないのでしょうか」

   生島教授「どうしても役所同士の役割分担があるんですね。しかし、必要なのはこれはそちらの役所の仕事かもしれないけど一歩踏み込むという積極性、こちらの仕事かも知れないけど踏み込んでもらうことの許容性、言わば『小さな親切、大きなお世話』のような連携が必要だと思います。単に『目をつける』だけだと秘密保持の点で問題でしょうが、一歩進んで『目をかける』という方策まで話し合うことが大事でしょう」

ビレッジマン

*NHKクローズアップ現代(2015年5月25日放送「相次ぐ少年事件 問われる保護観察」)

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