東京・両国国技館に近い両国テラスに「鹿屋アスリート食堂」がある。隅田川沿いをジョギングをした人たちなどでランチタイムは行列ができる。開放感のあるテラス席は、この時期とくに人気だ。ロッカールームもあるので着替えもできる。
国立体育大学考案の食事メニュー!迷っても管理栄養士がアドバイス
鹿屋は国立鹿屋体育大学の鹿屋で、大学は競泳でアテネ五輪金メダルの柴田亜衣、ロンドン五輪銀メダルの松田丈志などトップアスリートを輩出している。大学が考案したアスリート定食「アス食」が、栄養豊富でバランスのとれたメニューとして大人気なのだ。今週28日(2015年5月)にオープンする品川シーズンテラスにも、1階に「鹿屋アスリート食堂」が入る。
人気の秘密は「選べる」ことだ。両国店は肉や魚など9種類の主菜の中から3つを選ぶシステムになっている。メニューには塩分や栄養素の表示もあり、迷ったら管理栄養士がアドバイスをくれる。訪れた黒宮千香子リポーターが「妊娠後期なんで鉄分が摂りたい」と話すと、選んでくれたのは「かつおたたきサラダ」「鶏の塩焼き彩り野菜のビネガーソース」「アス米(雑穀米)」「ひじきと寒天のサラダ」「さつま汁」だった。これで970円(税込み)は安い。
だけではない。自分が選んで食べた食事の栄養バランスが一目で分かる仕組みがある。レシートだ。金額の下の方に、摂取量が栄養素ごとに打ち出されていて、1日の摂取量の目安と対比されている。常連らしい利用者は「便利です。何を食べて何が足らないかがわかります」という。
カロリー、栄養バランス一目瞭然
黒宮が「アスリートじゃなくて、運動も好きじゃない、お酒も好き、だけど健康になりたい人は?」と聞いてみると、「健康居酒屋的に使っていただいている方も多い」という。「ここをみて、自宅で気をつけてみようかと」
小松靖アナ「メニューに摂取量が出て、目安量との対比でわかりやすいんです」
青木理(ジャーナリスト)「本当のアスリートはもっとカロリーを摂るわけだから、まあアスリートというより健康食堂という感じかな。ボクにはまったく縁がない。興味もない」
司会の羽鳥慎一「興味がないってどういうことです?」
青木「だって、そんな(摂取量の)数字知りたくないもの」
優木まおみ(タレント)「数字がわかるのはいいですよ」
青木「塩分なんて、ラーメン食べたらすぐ上がりますよ」
小松「青木さんも行きたくなるようになるように、夜はお酒も出ます(爆笑)。生ビール、スパークリングワイン、鹿児島のイモ焼酎などなど」
青木「飲んだらカロリーがバーンと上がるわけでしょ」
小松「当たり前です」
青木「見たら落ち込むだけ。知りたくない」
羽鳥「気にした方がいいです。守る守らないはともかく、ふ~んと見て」
優木「1食をこれにして、あと2食は自由に食べればいい」
青木「そうか、それならいいかも」
どうせ行きやしないだろ。