65歳の女性が4つ子を出産した。ドイツのラウニックさんは44歳の娘を筆頭に13人の子どもと7人の孫がいる。それでもまだ子供が欲しいのか。「9歳の末娘が弟か妹を欲しがったからなんです」という。
ドイツでは卵子の提供が禁止されているため、ウクライナで提供された受精卵を人工的にラウニックさんの子宮に入れ着床させた。26週で出産した4つ子は665~960グラムと一般的な新生児に比べると未発達で、健康上問題が生じるおそれもある。ドイツでは母子ともに危険が生じる高齢出産に批判が強いが、ラウニックさんは「子どもを産む時期は各個人が決めること」と気にしていない。
超高齢出産―赤ちゃんの発育・健康に問題ないのか
司会の加藤浩次「65歳で本人の卵子ではないんだけど、でも生まれるものなんですねえ」
生物学者の長沼毅「ビックリしました。赤ちゃんの健康状態とか育児を考えると問題はありますが、生物学者から言えば人間の可能性へのチャレンジで、ものすごく興味がありますね」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト