各地のイルカショー縮小へ
イルカを飼っている水族館は34館あるが、うち20館で飼育をしていた。13館では太地町のイルカの割合が6割超だった。イルカショーは豪快なジャンプだけでなく、キャッチボールなど高い知能と飼育のワザの結晶ともいうべきもので。その主役が減っていけば水族館の集客にも響く。
司会の羽鳥慎一「海外にも売られてるんでしょ」
黒宮「海外では巻き網などのネット捕獲が主ですが、追い込みはダメだということです」
高木美保(タレント)「疑問は2つあります。食料としてなぜイルカだけだめなのか。偏った攻撃ですよ。でも、『残酷だ』という指摘に、『伝統だ』というのは答えになっていない。もっと堂々と議論すべきではないでしょうかね」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「反捕鯨団体の圧力を疑わざるを得ないですよ。残酷だといっても文化で、ヨーロッパのシカ撃ちと同じ。フェアじゃない」
羽鳥「もうイルカがいない国もあるの」
黒宮「イギリス、オーストラリアなど18か国あります」
玉川「それが世界の流れかもしれないですが、伝統は守っていきたい」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト