近畿大学の研究グループが見た目も香りも味もウナギにそっくりなナマズの養殖に成功した。秘密はエサにあって、300種類ぐらいある配合飼料のなかから「脂のノリをよくするエサと肉をしっかりさせるエサなど7種類くらいに絞った」(有路昌彦・近畿大学農学部准教授)
うな重ならぬ「なまず重」のほか、刺身や天ぷらにも最適だそうで、来年の実用化を目指している。
奈良で試験販売
奈良市の料理店「花惣」は今年7月(2015年5月)の土用の丑あたりに、このウナギ味のナマズを使った「なまず重」を試験的に販売予定だ。「(ナマズのかば焼きは)まず香りは本当にウナギの香りがして、食べた食感、皮目もパリッとして脂気もあり、ウナギにすごく近いなという印象です」(花惣・西田久之さん)
番組コメンテーターの織田信成(スケーター)「僕は(ナマズに)すごい前向きですね。(ウナギの)生産量とか落ち込んでますから、代用で代わるものがあればと思います」
石井大裕アナ「ナマズの立場からしたら、『オレの個性はどこ行ったんだ』っていう(話ですよ)」