<最強野菜!?食べなきゃクレソン>肉料理などのつけ合わせで付いてくるクレソンは食べるべきなのか。大竹まこと(俳優)が毒舌をカマす。「普通は避けるだろう。食べると意地汚く思えてね」
ところが、クレソンは野菜や果物の中でも栄養素密度が非常に高い。柳沢秀夫解説委員「これでは食べなくては。それでも避けますか」
大竹「あんまり長生きしたくないからね」
がん、糖尿病の予防にも効果
昨年(2014年)、アメリカのウイリアム・パターソン大学のジェニファーディノア博士が栄養素密度の論文を発表した。それぞれの食物の100キロカロリーに、ビタミンA、B1、B2、B12、C、D、E、K、ナイアジン、葉酸、亜鉛、カリウム、鉄分などミネラル、タンパク質、食物繊維など17種類がどれだけ多く含まれるかを調べた。選んだのはにんじん、トマト、ほうれんそう、ブロッコリーなど41種類の野菜と果物で、ナンバーワンがクレソンだった。
ジョニファーディアノ博士は「クレソンは栄養密度で非常に優れています。しかも少量で大切な栄養素を十分取れますし、がんや糖尿病の予防にも効果があります」という。
「夢の3シェフ」の一人、イタリア料理のマリオ・フリットリさんが「クレソンのボンゴレ」を作った。食べながら大竹は言う。「クレソンの栄養のバランスがこれほどいいのは知らなかったよ。知ってりゃやっているよ、俺だって」
(磯G)