浅田真央「12月の日本選手権」で復活!ハーフ・ハーフから「大人の滑り」に脱皮

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   この1年間休養していたフィギュアスケートの浅田真央選手(24)がきのう18日(2015年5月)、現役続行することを表明した。記者会見で「試合が恋しくなった」と心境を述べた。

   ソチ五輪後に現役か引退かについて「ハーフ、ハーフ」と話していたが、スケート以外にCMやラジオに出演したりイベントを経験するなど「50%、50%になったり、90%、10%になったり。できるかどうか繰り返してきました。今は100%で復帰するつもりでやっています」と決意を述べた。

   フィギュア界では世代交代が進み、若いライバルたちが活躍している。今後のスケートについては、「(現在24歳になって)これからは大人の滑りをしていきたい」と語った。

荒川静香「若い世代も育っているのが、五輪を目標に」

   スケート関係者はどう見ているか。コーチの佐藤信夫氏は「この1年いろんなことを見聞きして、ずいぶん大人になったと思います。練習の内容についても自己評価が今までのように単純ではない」とみている。

   プロフィギュアスケータ―の荒川静香は「先日滑ったのを見た感じでは体が自然な形で動いていました。求めるレベルまでそんなに遠くはないと思います。若い世代も育っているので簡単な闘いではないが、五輪に向けて本人が目標とすれば進んでいけるはずです」

   日本スケート連盟の佐野稔理事「アイスショーをやっていたので復帰に苦労はないでしょう。トリプルアクセルを完璧に戻すことがキーポイントだ」

   橋本聖子会長「またあの素晴らしいパフォーマンスを見ることができるかと思うと本当に嬉しいです」

   フィギュアスケータ―の高橋大輔は「彼女の決断を応援するのみです」といい、鈴木明子も「温かく見守らせていただくつもりです」

   司会の小倉智昭「真央ちゃんは強い人だなと思いますよ。帰ってきたら勝つのは当然と思われる。もし間違いがあったら、どんな反応が返ってくるか。そんなことを考えたら、なかなか復帰できないですよ。真央ちゃんなら勝てるという、そんなコメントはないんだね。さすがにプロは厳しさを知っているから」

   復帰の時期は未定だが、コーチの佐藤氏は12月(2015年)の日本選手権に照準を合わせるのがいいのではないかといっている。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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