NO突き付けられた橋下市長「弁護士に復帰。維新の党の法律顧問どうかな?」

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大阪都構想より橋下徹に対する評価

   タレント弁護士から2008年に大阪府知事に当選。職員や自治体の激しい反発を押し切って財政再建を進め、次いで持論の都構想へ突き進む。大阪維新の会も支持を集め、国政にまで活動を広げた。大阪市長との調整不能と見るや、知事を辞めて市長選に立候補して市長の座に就いた。こうした強引な手法や歯に衣着せぬ発言は敵も増やし、府・市を通じて、教育委員会、労働組合とのあつれきが絶えず、12年の堺市長選では維新候補が落選。「慰安婦発言」などもあって、維新への支持にかげりがみえていた。

   司会の羽鳥慎一「悔しさを隠しているのか、気持ちの整理をつけたのでしょうか」

   石原良純(タレント)「意見を二分したし、得票率も高かったし、何が変わるのか変わらなかったのか見極めたいですね」

   橋下と一緒にテレビ出演していた住田裕子(弁護士)「カリスマ的な政治家になったものの、この何年かで少しづつ影響力は落ちてきていましたよね。圧倒的な勝利でない限り、これを幕切れにという感じはあったのでしょう。僅差にしたのは彼の力だと思う」

   赤江珠緒キャスター「まれに見る投票率でした」

   しかし、街で反対の理由を聞いてみると、「メリットがはっきりしない」「理想に走りすぎ」「税金を府におさめるのは・・・」と印象が先行し、「大阪市の名前がなくなるのはいや」なんてのもあった。とても都構想が浸透していたとはいいがたい。

   羽鳥「この結果は橋下さんへの評価ということでしょうかね」

   住田「堺市がダメになったところで、橋下氏への信任投票の色合いが濃くなりましたよね。人間関係が下手だというのがいろんなところに出てしまった」

   これだけ市民の意見が分かれると、今後ことあるごとに「あの時の選択は?」と思い返すことになるかもしれない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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