小松靖アナが妙なものを持ち出した。カード式の緑の公衆電話ボックスだ。大きさは8分の1だが実に精巧にできている。「これ実はペーパークラフトで、しかもタダでもらえるんです」
司会の羽鳥慎一「どこで?」
NTTイベント記念品にペーパークラフト「公衆電話ボックス」
小松が紹介したのは東京・武蔵野市にあるNTT技術資料館が毎年作っている電話のペーパークラフトで、イベント参加者だけがもらえる記念品だ。厚紙にプリントした絵柄を切り離して組み立てる。
緑の電話ボックスはなにからなにまで本物そっくりで、カードの差し込み口からカードを入れて受話器を戻すと下からポロンと出てくるという凝りようだ。受話器ももちろんペーパーだ。資料館の山田崇史・課長は「ただのペーパーではなくて、動きがあるところ、細かいところの『おっ』という発見があると楽しいので」と話す。
これまでに6種類あった。赤電話、黒電話、赤い屋根の「丹頂形」電話ボックス、昔の呼び出しハンドルつきの電話機などである。ダイヤルもハンドルも 回るし、ボックスはドアを開けると、中に青電話と精巧な説明書き、電話帳まである。
若き日の私・・・頬が締まってる
スタジオにずらりと並べて、「せっかくだからカードを差し込んでみましょう」と羽鳥が取りあげたカードをチラリと見せたら、高木美保(タレント)が「ちょっと待って」と止めた。アップにしたら、なんと若き日の高木が写っている。
羽鳥は「アッ、高木美保と書いてある」なんてトボケてみせる。「20年前のものだそうです」
高木「このあたりが(と頬を指して)締まってる」
羽鳥「これいくらくらいだと思いますか」
高木「5万円くらいだったでしょう」
羽鳥は「さすが・・・、2000円です」
高木はギャフン。みんな大笑い。むろん、ペーパークラフトに差し込むカードはこれを縮小コピーしたものだ。
羽鳥「これをNTT技術資料館でアンケートに答えると、無料でいただける」
開館は木曜と金曜の午後1時から5時だそうだ。