有名アスリートの指導受けられる有料SNSクラブ―ダルビッシュ1万1000円

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   有名アスリートから直接メールなどで指導が受けられる「アスリートクラブ」という有料の会員制SNSが11日(2015年5月)に発足した。大リーグ「レンジャーズ」のダルビッシュ投手も参加していて、早く会員はダルビッシュとメールでやり取りしている。

   クラブのホームページによると、ダルビッシュとやりとりできる会員料は月額1万1000円(税込み)。高額すぎるという声がツイッターに寄せられたが、ダルビッシュは「その分、冷やかしの人とかがいなくなるからストレスもなくなります。しっかりとした情報を伝えるつもりです」とコメントしている。

月10万円のパンチ佐藤は申し込みなし

   ほかには長野五輪スピードスケート金メダリストの清水宏保が1万円、ロス五輪体操金メダリストの森末慎二が3000円で参加しているが、なかにはダルビッシュよりも高額の会員料を設定している元アスリートもいる。20年前にプロ野球「オリックス」の選手で、現在は野球解説やタレントの仕事をしているパンチ佐藤が設定した会員料は月額10万円だ。

   では、10万円で何をしてもらえるのか。本人からこんな答えが返ってきた。「元アスリートとしてのアドバイス。プラス人生相談。ダルビッシュ君は1000人から質問が来たら返せないでしょう。ボクは一人にドンといきたいから、会って話をしたり実際に見なきゃ教えられないよ。1か月、24時間体制で依頼者が満足するまで応える」と話す。ただ、いまのところ申し込んだ会員はゼロという。

著名人が直接お金と支援者集めできるメリット

   司会の加藤浩次「どうですか?」

   評論家の宇野常寛「ソーシャルクラブはビジネスやカルチャーの世界でこの1年ぐらい定着してきています。インターネットサービスの発達で、出版社とか学校に頼らなくても著名人がお金を集めることができるし、支援者を集めることができる。たぶんこれは当たり前になりますよ」

   経営コンサルタントの坂口孝則「顧問料で50万円とか60万円を取っている人が多いですから、10万円はそんなに高くないかもしれない。難しいのは継続していくことで、推移を見守りたいですね」

   指導料の相場が高いか安いかより、肝心なのは指導の中身。パンチ佐藤のいう時間をかければいいというものでもない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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