救急車の有料化案が浮上している。財務省は11日(2015年5月)の財政制度等審議会で、救急車出動に関して、軽症の場合は有料化するなどの方策を検討すべきだと提案した。
背景には13年の救急搬送者が過去最多の534万人に増えていることがある。そのうち49.9%は搬送後の医師による診断で、緊急性が高くない軽症とされた。
「海水浴で日焼けした足がヒリヒリする」「病院で長く待つのが面倒」
なかには、信じられないような救急車のトンデモ利用もある。「蚊に刺されてかゆい」「海水浴で日焼けした足がヒリヒリする」「入院予定日だから病院に行きたい」、「病院で長く待つのが面倒なので、救急車を呼んだ」などの事例が実際にあった。
司会の夏目三久「過度に考えすぎることはないですが、常識の範囲内でモラルを持って使っていただきたいと思います」