横持ちの傘の先が後ろにいた女児の目の下に当たり、ケガを負わせた事故がインターネットに投稿され反響を呼んでいる。投稿した主婦は「連休最終日、愛娘がケガを負いました。『あなたの傘が刺さったんですよ!』私は叫びました。しかし娘のフォローが最優先で追い駆けることができませんでした。持ち方しだいで傘は小さな子にケガを負わせる凶器になります」と書いている。
けがさせた方は「そっちの不注意だろ」
「スッキリ!!」が投稿した主婦に直接話を聞いた。2歳の女児の手をつなぎ駅構内の階段を登っていたとき、前の女性が傘を横持ちしていため距離を置いていたが、前の女性が急に立ち止まり柄に持ち替えた。そのときに「傘の先が娘の顔をめがけ落ちてくる形になり、娘は目の下に切り傷と軽い打撲を負いました。加害者の女性は気づいて振り返ったが、舌打ちして駆け去った」と話す。
この投稿に、「常々危ないなあと気付いていました」「目に刺さったりしなくてよかったですね」など反響が寄せられ、現在5000件以上にのぼっているという。 昨年(2014年)、東京都が「畳んだ傘で危険な目に遭ったことがあるか」を調査したところ、「傘を水平に持っている人がいて首を突かれて文句を言ったら、『だから何』と言われ警察に被害届を出した」「水平に持っていた傘が私の脇腹にぶつかり肋骨にヒビが入った」と訴えた声が多かったという。
回避策「会談では距離置く」「カバンに当てて知らせる」
「スッキリ!!」がテレビ生アンケートを実施した。「傘が当たりそうになったことがある」1万8082件、「当たった経験がない」1万2325件、「傘が当たったことがある」8484件だった。危険回避策として「階段では距離を置く」「前にカバンを出して傘に当てて知らせる」などと伝えたが、司会の加藤浩次は「傘の持ち方の問題というよりも、その人のマインド、配慮の問題でしょう。昔はこんな問題なかったような気がする」
タレントの大沢あかね「女性はそういう方多いですね。若い方で、子どもに対してけっこう冷たい女性が多い」