「女が嫌うオンナ」共通点は?女性精神科医が分析「やっかいな女のパターンは3つ」

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   「女子の人間関係」というズバリのタイトルの本が売れているという。女の最大の敵は女と言われるが、それを女性が解き明かした。著者の精神科医・水島広子さんは「女って何なのかを考えてみると、『自分が一番に選ばれたい』みたいな性質なんですね」と明快だ。同じことを男が言ってもこうまで説得力はあるまい。

「男性から選ばれてやっと自分の価値が決まるという深層心理」

   女同士の付き合いは面倒くさい。本に沿って「モーニングバード!」が実例を聞いて歩いた。まずは近所つきあい。「主人の仕事のこと、子どもの学校のこと、聞かれたのを適当にぼかしてたら、気に触ったらしく、ゴミや自転車を横によけられた」(50代専業主婦)

   職場の上司。「仕事で間違いがあると、席が近いのに直接でなく長いメールでいってくる。ストレスたまる」(30代ソフトウエア開発)

   ママ友。「悪気はないのに、悪くとっちゃったりは多い。悲劇のヒロインになるタイプ」(40代会社員)

   嫁VS嫁。「姑からの嫁、孫の扱いを比較する。『うちの子より』とかね」(40代契約社員)

   これらを水島さんは「男性から選ばれて、やっと自分の価値が決まるみたいな、男性に選ばれるという構造が多いんですね。当然、相手はライバルになります」という。「周りを蹴落としてでも自分が選ばれたい」という深層心理がやっかいな問題を生んでいるのだ。

「態度一変女」「張り合う女」「群れたがる女」

   やっかいな女のパターン1は、男性の前で一変する女。その実例を街で聞くと、言葉遣いから化粧に至るまで、まあ、出るわ出るわ。パーターン2は張り合う女。洋服や装身具の値段やブランドを比較したり真似したり。負けず嫌い。「私も行ったのよ」というやつ。

   パターン3は群れる女。女同士は仲のいい人で固まる。そこで、いない人の悪口をいったり。公然と非難したり。

   水島さん「これも一番になりたい、抜け駆けされないようにというのも大きいですね。ダークホースが出ると困るんです」

   では、それらにどう対処しているかを聞いてみると、「深入りしない」(60代パート)、「自分の意見をいわなければぶつからない。表面的にするなど工夫」(40代会社員)

   司会の羽鳥慎一「これ、男性にもあてはまりますよという気がしますけど、街で聞いてあれだけ出てくるというのは心にあるということなんでしょうね」

   赤江珠緒キャスター「女性同士は会話が多いですからね」

   尾木直樹(教育評論家)「LINEが入ってきてから、余計大変になっているみたいですよ、PTAでの悪口とか仲間はずれとか」

   羽鳥「ママ友とか会社内とか」

   山名裕子(臨床心理士)「合う人合わない人を割り切って付き合うしかないですよ」

   レポートした黒宮千香子「どう付き合うかをうかがってきました。まず自分の『オンナ度』を下げる。女性に優しくして男性に冷たくする(笑い)」「もうひとつは相手を『気の毒な人だなぁ』と思う」

   羽鳥「そこまで器を大きくできるかどうか」

   尾木「ボクはママになってから、よくわかるようになった」(爆笑)

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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