太平洋を北上中の台風6号が沖縄に接近している。11日夜(2015年5月)にも石垣島が暴風圏に入り、12日朝には那覇市付近を通過、13日未明にかけて日本列島を暴風圏に巻き込み縦断しそうだ。
5月の台風の襲来は11年5月以来4年ぶりで、その時は東日本大震災の2か月半後で、被災地の仮設住宅が冠水する大雨をもたらした。
最大風速・毎秒50メートル、非常に強い勢力
気象予報士の松並健治によると、6号の中心気圧は935ヘクトパスカル、最大風速は毎秒50メートル、非常に強い勢力のまま時速20キロで北に向かって進んでいる。
とくに、「12日朝に大陸から別の低気圧が接近し、この低気圧に向けて6号の非常に湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本にかけて大雨、雷、突風をもたらす可能性があります」という。
14日未明に北海道の南海上へ抜ける見通しだが、日本海側や太平洋側の沿岸地域では大雨への警戒が必要という。
文
モンブラン