お笑いコンビ「オードリー」のひとり、キン肉マンで知られる春日俊彰(36)が、妙なものをかかえて記者会見をしている。「このたび日の丸を背負うことに なりました」という。フィン(足ヒレ)をつけた競泳の国際大会の日本代表になったのだ。
春日かかえていたのはフィンで、かなりの大きさである。これを付けてドルフィン・キックをすると相当なスピードが出る。そのための筋力も生半可ではないが、筋肉修行が役に立ったものらしい。
「50メートルサーフィス部門」メダリストに0・3秒差の自己ベスト
フィンスイミングという競技はあまり知られていないが、「フィンスイミングW杯マスターズ大会」が来月6日(2015年6月)からイタリア・ラヴェンナで開かれる。春日はこの50メートルサーフィス部門(シュノーケルを付けて泳ぐ)で日本代表となったのだ。今年3月の選考会での春日の記録は22秒64という。
司会の羽鳥慎一「ボディービルに真剣に取り組んでたんですよね。やろうと決めたら突き詰めるタイプなんですね。知ってました?この競技」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「マイナーな競技なんだよね」
小松靖アナ「春日さんは凄いんですよ。ベストタイムは去年のW杯銅メダリストに0.3秒差だといいます。だからメダル級の実力があるということです」
さすがに長嶋も「へえ~」という顔をしている。
羽鳥「メダル獲ったら大変ですね」
映像で見るかぎり、いいフォームでフィンを動かしているが、まさに全身運動だ。ボディビルの延長上といえなくもない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト