この春入社した新入社員たちもちょうど1か月、社内の空気を少しは読めるようになってきたころだ。そこで「スッキリ!!」は新入社員の様子を上司、先輩社員に聞いてみた。案の定、トンデモナイことが会社内で起きていた。
男性先輩社員「飲み会の翌日は必ず遅刻。怒られると無断欠勤」
不動産会社の先輩男性社員「飲み会の次の日、必ず遅刻する。1時間ぐらい遅れて出社し、上席に怒られ過ぎて嫌になり無断欠勤。家まで呼びに行ったこともある」
IT企業の20代後半の先輩女子社員「怒られたら1時間後に『ちょっと体調悪いんで』って帰っちゃう。次の日も来なかったですね」「悪いと思わず、自分のルールで帰っちゃう。そういう次の日はだいたい来ないわね。家で息抜きしてまた来る」
金融機関の30代の先輩男性社員「普通に業務の内容を教えていると、『ん?』『ん?』と聞くんです。こちらが敬語使っちゃう」
建設会社の59歳の男性上司「敬語の使い方が乱れている。いわゆるタメ口で、『あのね』と、友だち感覚なんです」
アパレル業界の27歳の先輩女子社員は欠勤届を出す新入社員の行動に驚く。「仕事を休む届出は私たちの世代は電話するのが当たり前。ところが社内でやっているLINEを使って『今日は休みます』。マジかと思う」
LINEについてはこんな呆れたことも起きている。金融機関の先輩男性社員が話す。「上司と話しをしていてもLINEには必ず反応しますね。着メロが鳴ったら見る。『すいません』って上司の話を遮ってスマホをいじる」
先輩女性社員「仕事中はスッピン。5時過ぎるとバッチリメーク」
金融機関の先輩女性社員「仕事はいつもスッピンでするのに、午後5時前になるとどこかに消えてバッチリメークで戻ってくる。この後、予定なの?って聞くと『六本木でちょっと』と言って帰ってしまう。上司はカンカンですよ」
極めつけきは男性新入社員の母親からの電話だ。製造業の53歳の上司「新入社員の母親から電話があり、息子が食べた昼御飯を聞かれた。カツ丼を一緒に食べましたよと答えると、母親が『今晩のおかずとかぶらないように』だと。昼カツ丼、夜カツ丼でもいいんだよ。いちいち会社に電話してくんじゃねよ」
司会の加藤浩次「過保護なんですねえ。でも面白かった。今度は、新入社員が上司をどう見ているかやって。根性だ、気合いだって、効率が悪いこいつらって思っているかもしれない」