ネクタイをして黒いスーツ姿の男性が海から上がってくる写真が登場した。手にしているのはサーフボードだ。タイトルに「水陸両用スーツが発売」とある。司会の羽鳥慎一は「これは画期的です」という。動画では、車からボードを降ろした男性が波打ち際に歩み寄り、海中に身を踊らせた。次のシーンではその姿でサーフィンをしている。
これはオーストラリアのサーフブランド「クイックシルバー」が開発した水陸両用ビジネススーツ「TRUE WETSUITS」だという。ジャケット・パンツ、シャツ、ネクタイのセットで32万4000円(税込み)だ。動きやすさ抜群で、波乗りも潜水もOK。サーフィンを終えたらそのまま会社へ行くこともできる。
街の声もCM映像にあって、「昔は毎週(サーフィンに)行ったんですけど、仕事始めてから時間がなくて」「時間が足りない。ウエットスーツ脱いだりとか、あとの着替えとか」なんて、どこまで冗談かわからない。
ウエットスーツの素材使ってデザイン
どのようなスーツなのか。水をはじき乾燥しやすいウエットスーツの素材を使い、水の浸入を避けるデザインなどの工夫を重ねたという。デモンストレーションのビデオでは、遅く帰った男性がスーツ姿でベッドに寝て、朝起きたらシャワーを浴びたり、風呂に入って、そのまま出勤していく様子がある。
羽鳥は「うわー、便利」といって拍手。「サーフィンをやってから会社へ行く人多いから、いいですよ」。サンプルを触ってみて、「ダイビングスーツの生地ですね」
赤江珠緒キャスター「近くで見るとかなり厚手ですね」
シャツもボタンではなくジッパーが隠れていて、水が入らないようになっている。
羽鳥「ただ、さっきの(ビデオの)お風呂は朝3時半ころに入ったらしいんですが、それから4時間たってネクタイがまだ若干濡れておりました」
赤江が意味ありげにニヤニヤしている。
羽鳥「若干ではなく、かなり濡れてますね。もう少し早めにお風呂に入った方がいい」
赤江「でも、ボタボタはしませんね」
羽鳥「触り心地もいい」
赤江「今月(2015年4月)20日に発売されて、半分ユーモアだと思っていたんですが、真剣そのもので、タキシードも用意しているそうです」
羽鳥「30万円。CMがよかったですね。ユーモアもあってよろしいんじゃないでしょうか」
まあ、朝から変な冗談。