テニスの錦織圭選手(25)は26日(2015年4月)に行なわれたバルセロナオープン決勝戦を制した。この大会2連覇で、来月の全仏オープンに勢いがついた。
決勝戦の相手は地元スペインのパブロ・アンドゥーハルとあって完全なアウェーだった。錦織はいきなり第1ゲームでブレークを許したが、コーナーをつく正確なショットで反撃し、6-4、6-4で快勝した。ツアー通算9勝目となり、これは日本選手の単独最多記録だ。
「タフな大会でしっかりプレーをして優勝できたのはうれしい」
錦織は「タフな大会でしっかりプレーをして優勝できたのはうれしい」と話す。昨年もこの大会で優勝し、世界ランキングが12位に上がって飛躍のきっかけになった。その後、全米オープンでアジア勢初の準優勝、11月には世界のトップ8人だけが出場するワールドツアーファイナルでベスト4の快進撃となった。
バルセロナオープンは全仏オープンの前哨戦ともいわれている。
司会の小倉智昭「ゲンにいい大会で勝ったのは、今後にいい結果を生みますよ」
全仏オープンもバルセロナオープンと同じは赤土のクレーコートで、錦織には有利といわれている。マイケル・チャンコーチは「錦織に向いている」と語っている。
小倉「期待が膨らみますよね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト