おととい25日(2015年4月)、東京・杉並の高円寺に時ならぬ人だかりができた。人々のお目当ては、この日お披露目されたという「サイケ・デリー」さんだ。高円寺商店街連合会が認知度アップのために導入した「ゆるキャラ」で、漫画家のみうらじゅんが審査委員長をつとめたコンテストで、公募890作品から選ばれた。
商店街部長「ダメ出しも人気の一つ」
サイケ・デリーは大きな頭と足を持ち、頭にはターバンのようにも見えるものを被っている。黄色い瞳や真っ赤な唇からのぞかせる細長い舌、口のまわりを覆うひげなどが印象的で、足には足袋を履いている。これは高円寺の阿波踊りからデザインされているそうだ。また、デリーは地元のインド人街をアピールするためだという。
して、評判はどうか。佐藤渚アナは「目が黄色から赤くなるのはどういう感情なんでしょうね」、宇垣美里アナは「舌の動きがなんとも言えない」と、スタ氷魚ではいまひとつだった。
高円寺商店街連合会の吉田善博事業部長は「ダメ出しも人気のひとつかなと。今後に期待したいと思っています」と苦笑いしている。