経験も騎乗技術も異次元!デムーロとルメール・・・この2人の馬券なら儲かること必定
『フライデー』では「なりたい顔No.1」の西内まりやが城田優と「真剣密会」しているところの隠し撮りに成功している。人気者って恋愛するのも大変なんだと、写真を眺めながらため息が出る。
さて、最後に先週予想した「皐月賞」の総括を少々。私が本命にしたリアルスティールはスタート良く飛び出し、先頭から4番手で四角を回り、坂を上がったところで先頭に立つ申し分のない競馬で、2、3馬身は離す楽勝だろうと見ていた。
同じ四角で後方を進んでいたドゥラメンテが、インから外に出そうとして遠心力に負けて大きく斜行し、サトノクラウンとぶつかりそうになった。サトノは一瞬ひるんだが、当のドゥラメンテは態勢を立て直し、M・デムーロのムチに応えて上がり33秒4という剛脚で、あっという間にリアルを抜き去りゴールを駆け抜けた。
長年競馬を見ているが、こんなレースは初めてだ。直線の短い、しかも最終週で荒れた中山競馬場で、四角ほとんど最後方、しかも他馬の進路妨害(デムーロ騎手は騎乗停止処分)をするほど態勢を崩しながらの『快挙』だった。馬もすごいが騎手がもっとすごい。日本人騎手なら他馬と接触しそうになった時点でレースを諦めてしまうだろう(岩田騎手ならやるかもしれないが)。ものともせず追い続け、ゴール前では左手の指で「皐月賞」4勝目を表す余裕まで見せた。
今年3月からデムーロとルメールは日本競馬界の騎手になった。イタリアとフランスでも超一流騎手だった二人だから、失礼ないい方になるが、日本人の騎手とは二枚ぐらい騎乗技術が上である。平場の競馬では駄馬に乗せられることも多いため、まだ連対率は3割に届かないが、これから勝ち鞍を重ね3割5分ぐらいには持っていくのではないか。
とくに重賞では、勝負にかかった厩舎は主戦騎手に替えてもデムーロかルメールに騎乗依頼するはずだ。今年1年はこの2人が騎乗する馬の馬券を買い続ければ儲かること必定ですぞ。