なんとも不気味な話だ。東京・豊島区の発表によると、区立の「池袋本町電車の見える公園」の滑り台が組合わさった複合遊戯施設から1時間あたり2.53マイクロシーベルトを検出され、さらに調べたところ、きのう23日(2015年4月)になって周辺地面から480マイクロシーベルトというとんでもない数値が出た。
豊島区の除染の基準は0.23マイクロシーベルトで、これの約2000倍である。福島第1原発の事故で国の避難の目安は年間被ばく線量20ミリシーベルトだが、40時間余りでこの値に達する。普段から子どもの遊び場になっている公園に何があるのか。
離れると急速に低下・・・専門家は「ウランかトリウム」
放射線量が高いのは地面で、何かが地中に埋まっている可能性がある。ただ、数メートルはなれると線量は急激に下がって、ほぼ通常値になる。こうしたことから、専門家はウラン、トリウムなど医療系廃棄物をあげているが、掘り返してみないとわからない。
近くに住む人は「子どもたちが遊んでいるので心配ですね」という。
司会の羽鳥慎一「地中に何かが埋まっているのでしょうか」
小松靖アナ「いまのところそう見られています」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「医療系だとすると、だれかがやったということ?」
吉永みち子(作家)「もしだれかが測ってなかったら、このままずっと放置されていたということですよね」
長嶋「子どもたちが関わるんだから徹底的に調べてほしいよね。どこのものか」
吉永「だれがやったのか」
羽鳥「作業も慎重にやるんでしょうね」
小松「きょう区が立ち入り調査をして、原子力規制委の助言を受けながら除去を行う予定になっています」
2011年にも東京・世田谷など各地でやたら線量の高いところが見つかった。ところによっては何十年もその上で生活していたなんていうケースもあったその後どうなったのだろう。