大西洋平アナ「ポールに触っちゃった!」マッカートニー東京ドーム公演5万人熱狂

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「約束したねトーキョー」「帰ってきたよ」

   5万人がポール・マッカートニーを迎えたきのう23日(2015年4月)の東京ドームはお祭り騒ぎだった。中高年の姿が目立ち、「神様に会うような気分だよ」「世界遺産ですからね」とみんな興奮している。

   そんななか、ポールに触っちゃった奴がいた。いつもは「撮らせてもらっちゃいました」ともろもろの楽屋裏をリポートしている大西洋平アナだ。インタビューは受けないはずのポールが、なぜか「モーニングバード!」を受け入れた。

世界中でモニバドだけがインタビュー!?

   大西「独占です」

   開演前のステージにガムを噛みながら現れたポールは、あいさつもそこそこに大西の手をとって自分の頬に押し付け、「リアル(本物だ)」といった。心得てる。「触っちゃいましたあ」と大西は舞い上がる。

   やりとりそのものは、大阪の話、食べ物の話など他愛もないものだったが、ポールにしてみれば、「武道館で会いましょう」という呼びかけもサービスのうちなのだろう。最後は「ロックンロール」と叫んで手を打って決めてみせた。

   このあと、3時間近く37曲を歌って5万人を熱狂させたのだから、そのエネルギーたるやとても72歳とは思えない。「Magical Mystery Tour」とはいいもいったり。

   ちょうど1年前の5月、国立競技場の公演当日になってウイルス性炎症のために中止した。「必ず帰ってくる」が約束だった。「あのときは泣きました」「入り待ちをしていたときでねぇ」と、40代、50代が嬉しそうにいう。男もいる。女もいる。「きょうも入り待ちしました」

   珍しい映像があった。開演直前のリハーサルに250人だけ「特典つきチケット」があったのだ。幸せにはお金がかかる。

   大西はステージ上のポールのポジションからスタッフの食堂までくまなく歩き回って、ずらりと並んだギターをさして「この中にあのイエスタディを作ったときのギターもあるそうです」

   左弾きのギターを曲によって取りかえるのもポールの売りのひとつだ。ファンが見たらひっくり返るだろう。

会場の中高年巻き込んで「ヘイ・ジュード―」

   去年もきのうもいったというコメンテーターの吉永みち子(作家)「リベンジだから行きましたけど。あのとき(去年)はへたり込みそうになりましたよ。それが1年後にこんな素晴らしい元気な姿を見せてもらって、感動したんだけど、なんであんなところに大西君がいるの」

   大西「全世界のマッカートニー・ファンの方、本当に申し訳ありません」

   吉永「触ったんでしょ」

   大西「ポー ル・マッカートニーさんのほっぺたに、私の右手の人差し指が...」

   吉永「(初来日のときは)ビートルズのチケットがとれなくて、武道館の前をウロウロ」

   司会の羽鳥慎一「50年前」

   吉永「そう、50年前。生まれてないでしょ」

   羽鳥「で、どういう感じなんですか」

   吉永「神様の、普段の姿を見たような。それがなんで大西君なんだろう」

   大西「申し訳ありません」

   吉永「素晴らしかった。何曲かでギターを変えるんですよ。お茶目だし。とても70過ぎてるとは思えない。『ヘイ・ジュード』なんて、会場巻き込んで盛り上がった」

   長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「ボクが生まれた年ですから。吉永さんがこんなに熱くなるのを見たの初めて。腰痛くない?」

   吉永「痛い」(笑い)

   大西が「ポールさんのツイッターに、私とのツーショット写真と『モーニングバード!』で8時からやるとでているんです。世界に流れるかも」という。その写真に羽鳥は「何となく生きてる30歳と、自分を律している72歳と」

   ポールの公演は25日、27日が東京ドーム、28日が日本武道館。若干、当日券がでるかもしれないという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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